東奥日報社と東奥日報文化財団主催の「第74回青森県短歌大会」は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため紙上形式で開かれ、十和田市の星野綾香さん(67)が総合1位の県知事賞に輝いた。特別選者に新アララギ選者(編集委員)で登山家の雁部貞夫氏を迎え、全投稿者174人が特別選、宿題の合計点を競った。

 

【写真】星野綾香さん

 星野さんは、特別選「雑詠」の天位に選ばれた、

『雪国に生きていることそれこそがたたかいなのだ今日も雪掻く』

などを詠み、十数度目の参加で初の県知事賞を獲得。星野さんは50代初めに地元の文化講座で短歌を始め、現在は希望の会会員、「塔」会員。本紙取材に対し「特別選者の天位にも選ばれ、ただ驚いている。今回はコロナ関連の歌はないが、命や日常の大切さを詠ったものもある。今後も心象詠を大事に私なりの『心の揺れ』を表現していきたい」と話した。

 そのほかの結果は次の通り。
◇総合成績
2位 県議会議長賞 櫻庭喜久枝(青森)
3位 県教育長賞 兼平あゆみ(つがる)
4位 志村佳(青森)
5位 島田興三(黒石)
6位 木立徹(八戸)
7位 菊地美絵(五所川原)
8位 中里茉莉子(十和田)
9位 山内悦子(弘前)
10位 中村雅之(つがる)
11位 大井有希子(十和田)
12位 小原守美子(同)
13位 山内聖子(弘前)
14位 藤谷和子(青森)
15位 髙橋やす子(むつ)
16位 竹洞早苗(青森)
17位 工藤チヱ(平川)
18位 神千巖(青森)
19位 柴田重虎(同)
20位 菊池みのり(弘前)
◇特別選成績
◎地位 櫻庭喜久枝、◎人位 神千巖