2000年から中国人留学生の支援などに取り組んできた川瀬さん。「若い人の交流」が平和を保つ一助になると説く

 「それまで王子様だと思っていたのに、こじきになった」。運命が変わったのは、1945(昭和20)年8月9日。ソ連軍が国境を越え、満州(現中国東北部)になだれ込んできた。その精強さから「泣く子も黙る」と恐れられた関東軍はただただ進軍を許し、希望の大地だった満州に住む日本人は、死と隣り合わせの暮らしに突き落とされた。青森明の星高校の元教頭・川瀬英嗣さん(85)=青森市=もその一人だ。

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