写真展の準備が進む会場。40年前の街並みを写した航空写真に、地名や学校名などが記されている
「自由に空を飛ぶほど楽しいことはない」と話す藤田さん。手にしているのは旧海軍飛行予科練習生の採用通知

 青森県弘前市の写真業「春光堂」の創業者、藤田幸治郎さん(94)が7日から16日まで、同市鍛冶町の城東閣で「空中散歩写真展」を開く。小型飛行機を自ら操り、40年前の旧市内を写した航空写真を展示する。元少年航空兵(旧海軍飛行予科練習生)で、特攻隊員として訓練中に終戦を迎えた藤田さん。「あの頃は、ゆったりと飛行機に乗り、写真を撮れる時代が来るなんて思っていなかった」。写真展のタイトルには平和を願う思いが込められている。

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