青森県つがる市は31日、新型コロナウイルスに関する追加の独自支援策を発表した。市民が市内の温泉や旅館などの施設を利用する場合、自己負担額を宿泊(1万1千円プラン)は千円、日帰り(4500円プラン)は500円とし、それぞれ1万円と4千円を割り引くクーポン券を配布するキャンペーンなどを実施する。

 新型コロナの影響で経営に打撃を受けた市内の宿泊施設への支援策の一環。市民が市内の宿泊施設を積極的に利用することで新たな魅力発見につなげてもらう狙いもある。期間は8月21日~2021年2月20日で、クーポンは1万円券1100枚、4千円券2400枚発行する。事業費は2110万円。

 対象施設は、柏ロマン荘、つがる地球村・藤山邸、稲垣温泉ホテル、稲穂いこいの里、屏風山温泉、高山稲荷神社、れんか会館の7カ所。各施設が独自に宿泊プランや日帰りプランを用意し、8月20日からそれぞれの施設で電話予約を受け付けるという。

 このほかの主な事業は、売り上げが減った市内事業者に20万円を給付する対象を建設業やサービス業にも拡大する。国の定額給付金の対象外となった4月28日以降に生まれた赤ちゃんに10万円を給付。市内全小中学生にタブレット型端末を本年度内に整備-など。

 追加の支援策の総額は約2億1524万円で、財源は財政調整基金を取り崩したり国の補助金などで賄う。市は関連経費を盛り込んだ一般会計補正予算案を近く専決処分する。