「無料提供はせず、学生に意思を持って購入してほしい」と語る毛利さん

 新型コロナウイルスで経済的影響を受けた青森県弘前市の大学生を支援するため、クラウドファンディング(CF)で資金募集している同市代官町のピザレストラン「ピッツェリア ミーア」。CF開始3日で第一目標の50万円を突破したことで、さらに支援を手厚くするため、目標金額を100万円に引き上げて31日まで支援を募っている。毛利京平代表(36)は「CFで地域を巻き込み、弘前は温かい街だ-と学生たちの記憶に残るようなムーブメントにしたい」と語る。

 同店は、東奥日報社のCFサイト「HANASAKA(ハナサカ)」で、「コロナで困窮する弘前の学生を救いたい。パニーニプロジェクト」の資金を募っている。600円のパニーニ(イタリア風サンドイッチ)を同店が200円、CF支援者が200円を負担し、学生は200円で購入できるようにする。

 第一目標を超えた支援金で、パニーニだけでなく、自家焙煎(ばいせん)コーヒーを使ったカフェラテソフトクリーム・ミニ(300円)も、3分の1の価格の100円で学生に提供する。ソフトクリームの販売を通じ、新型コロナで打撃を受けた乳製品業者を支える狙いもある。

 同店は独自にパニーニやコーヒーの学生割引も行っているが、毛利さんは「『学生のために何かしたい』と思っている人は大勢いる。1店舗のサービスで終わらせず、CFを通して、支援の思いを学生たちに届けたい」と話す。

 31日まで支援を募り、翌8月1日から学生にパニーニやソフトクリームを割引提供する。支援額に応じてピザやオリジナルエコバッグなどを返礼品として贈る。詳しくは「東奥 ハナサカ」で検索を。

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