みんな給食は好きかな? 県内の小中学校では地元の名産が食材として提供(ていきょう)されることがあります。6日には3市町で甘(あま)~いフルーツが登場し、子どもたちは大喜(おおよろこ)びで味わいました。
つがる タカミメロン
つがる市では「つがる市メロンの日」のこの日、市内の保育園(ほいくえん)や小中学校の給食で、県内一の収穫量(しゅうかくりょう)を誇(ほこ)る地元産メロンが振(ふ)る舞(ま)われました。
3年前に「メロンの日」を定めた同市のつがるブランド推進(すいしん)会議が提供しました。メロンは主力品種のタカミで、糖度(とうど)は15度以上と抜群(ばつぐん)の甘さ。児童生徒ら約3400人に8分の1カットずつ配られました。
育成小学校の3・4年生の教室では、児童15人が地元の自慢(じまん)の味を堪能(たんのう)。木村優芽(きむらゆめ)さん(4年)は「とてもおいしかった。つがる市のメロンを多くの人に食べてもらいたい」と話しました。
三戸・南部 ジュノハート
三戸町と南部町の小中学校では6日、サクランボの県産新品種「ジュノハート」がお目見えしました。三戸町は679人分、南部町は1250人分で、どちらも地元農家から買い上げたものです。
三戸町の斗川小では全校児童35人がランチルームに集まり、ハート型(がた)の大玉サクランボを頬張(ほおば)りました。高見仁(たかみじん)君(6年)は「地元で採(と)れたから新鮮(しんせん)。甘くてすごくおいしい」と笑顔(えがお)を見せました。
ジュノハート、サーモンやシジミの学校も
本年度はほかに、外ケ浜町で三厩沖産サーモン、東北町と七戸町で小川原湖産ヤマトシジミを使ったシジミ汁(じる)-と各地で名産が提供されています。いつものおいしい給食がさらに特別な時間になりますね。