9日に青森県内で約2カ月ぶりに、新型コロナウイルスの感染が確認された青森市の60代男性について、同市は10日午前、男性は市内の開業医で、濃厚接触者は同居の妻、知人1人、別居の娘夫婦と息子夫婦の計6人と明らかにした。男性は学校医も務めており、患者や高校生ら計590人の診察、健診を行っていた。

 市によると、男性は3日午前8時半に飛行機で東京に移動。4日に娘夫婦と横浜市内で、5日には息子夫婦と東京都内でそれぞれ会食後、午後6時に飛行機で青森市に帰宅した。

 男性は自身の医療機関で6日午前9時半~午後5時半、7日午前9時~午後1時半、8日午前9時~午後5時半、9日午前に患者合わせて240人を診察した。7日午後には知人と面会。8日午後1時半からは市内の高校の校医として生徒350人の健診をした。

 市は男性の営む医療機関名と健診を行った高校名については、発表する案件には当たらないとして明らかにしていない。

 県教委によると、感染が判明した男性医師が8日に市内の高校の学校医として健診を行っていたとの情報は、9日夜の時点で青森市保健所から連絡があった。その際「学校での濃厚接触者はいない」との説明を受けたため、10日午前の段階で校内で混乱などはないとしている。市は患者と生徒合わせて590人の健康観察を行い、必要があればPCR検査を行う。

 男性は8日夕方以降に微熱・のどの違和感を覚え、9日ものどの違和感があったため、同日夕方、市内医療機関を受診。同医療機関で抗原検査を受けた結果、陽性が判明した。男性は10日午前9時時点で、市内の感染症指定医療機関を受診、入院予定という。