重さ約400トンの天守を引いた2015年9月の曳屋体験。元の位置に戻す時期は当初予定より遅れる見込み

 弘前城の石垣大改修に伴い、本丸の中央寄りに水平移動した天守を元の場所に再移動する時期が、当初予定の2021年度中より後にずれ込む見通しとなったことが7日、青森県弘前市への取材で分かった。改修に付随して行った発掘で出土した遺構の調査・保存や、天守の耐震工事検討などに時間を要するほか、弘前城跡本丸石垣修理委員会の協議が、新型コロナウイルス感染拡大による移動制限の影響で進んでいないことなどが背景にある。市は、年内には曳屋(ひきや)によって天守を元の位置に戻す作業スケジュールを確定させたい意向。

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