青森県むつ市は29日、新型コロナウイルス感染症の影響で経営に打撃を受けている事業者向けに一律30万円を給付する市の対策について、対象に7業種を追加すると発表した。7月1日から1カ月間、申請を受け付ける。

 追加となるのは、旅行、クリーニング、移動販売、生花販売、写真、美容、バンケットの7業種。既に対象となっている宿泊、飲食などの7業種も引き続き対応する。

 市は同給付金について1千事業者分、3億円を予算化した。これまでに申請を受け付けたのは約900事業者。この予算の範囲内で、追加支援分としておよそ100事業者の利用を想定している。

 市は5月の市独自対策発表以降も、継続して市内経済の調査を実施。当初給付対象とした7業種に関連する事業者など、支援が急務と判断した業種を追加した。例えばクリーニング業からは「夏祭りの中止や、宿泊の減少によるホテルのリネン関係の影響が大きい」、写真業からは「学校のイベント中止や結婚式のキャンセル・延期などで、収入がほとんどない月もある」などの声が寄せられているという。

 市はこのほか、国民一律10万円の特別定額給付金給付状況も発表。対象5万6266人のうち、5万5736人の給付を終え、人数ベースの給付率は99.1%とした。