ゆるキャラがハッケヨイ! 第3回青森県全国ゆるキャラすもう大会が先月末、つがる市のイオンモールつがる柏(かしわ)で開かれました。県内はもちろん、今回初参加の緑の募金(ぼきん)マスコットどんぐり君=東京=を含(ふく)めた19体が手に汗(あせ)握(にぎ)る熱い闘(たたか)いを繰(く)り広げました。
県産品PRキャラクター・決め手くんが行司を務(つと)めた大会は、3連覇(れんぱ)を目指す横綱(よこづな)の雲丹(うんたん)(佐井村)が、初戦でぴーちゃん(株式会社=かぶしきがいしゃ=ミナミ)、準々決勝(じゅんじゅんけっしょう)なっちゃん(横浜町)、準決勝とよぴ(青森トヨペット)を次々に破(やぶ)り決勝に進出しました。対戦相手は初参加ながら素早(すばや)いすもうで強豪(きょうごう)を撃破(げきは)し、急きょ優勝候補(ゆうしょうこうほ)に挙げられた米(マイ)ケル(中泊町)です。
対戦は両者譲(ゆず)らず、攻防(こうぼう)を繰り返しながら土俵(どひょう)の隅(すみ)から隅まで押(お)し合う展開(てんかい)。最後は雲丹が西土俵に米ケルを押し出し、見事3連覇を達成しました。
会場には約千人の親子連れがゆるキャラに大きな声援を送りました。家族5人で来た同市の瑞穂(みずほ)小5年、片山凌羽(りょう)くんは「雲丹に絶対(ぜったい)勝ってほしい」と言いながら熱戦を見守っていました。