県将棋連盟は6月7日(日)、新型コロナウイルス感染拡大防止のために3月中旬から中止・延期していた主催大会を再開し、初段位獲得戦を青森市の日本将棋連盟青森支部道場で開いた。弘前東小5年の奈良岡隆太郎君が優勝し、初段位を獲得した。

【写真説明】約3カ月ぶりとなる大会で対局する出場者たち・青森市

 同連盟と東奥日報社、東奥日報文化財団主催。県内から21人が出場し、予選リーグと決勝トーナメントで戦った。約3カ月ぶりの大会とあって、出場者は対局できる喜びをかみしめながら、真剣な表情で駒音を響かせた。弘大付中3年の髙橋駿介さんは「久しぶりで実戦不足を痛感したが、いろいろな人と指せて視野も広がる。大会は楽しい」と話した。
  同連盟は感染防止策として、一部屋の人数を少なくし対局者の間隔を空けたほか、会場に消毒液を配置。窓を開けて換気を行うなどした。奈良岡実師範は「大変な時期だが、対策をしながら少しずつ元の生活を取り戻すことも大事。ずっと大会をできずにいたので、自然に将棋をできることがうれしい」と語った。

 ◎対局結果(左側が勝ち)
 ▽準々決勝
 長谷川蒼介(福村小5) ― 小山内浩文(弘前)
 中里 正博(平内)   ― 三上 大輝(弘前)
 奈良岡隆太郎(弘前東小5)― 桜庭 将士(弘前)
 加川 陽彩(青森高3) ― 髙橋 駿介(弘大付中3)

 ▽準決勝
 長谷川蒼介(福村小5)―  中里 正博(平内)
  奈良岡隆太郎(弘前東小5)―  加川 陽彩(青森高3)

 ▽決勝
  奈良岡隆太郎(弘前東小5)―  長谷川蒼介(福村小5)
            (137手)