注文した昼食を店で受け取る市職員

 むつ市役所の職員が、新型コロナウイルス感染症の影響で厳しい状況にある市内飲食店を応援しようと、昼食などへの持ち帰りメニュー活用に取り組んでいる。「#市役所エール飯」と称し、1カ月間で15店以上から延べ約350食分を注文した。

 担当職員が前日までに利用する店を決め、市役所の各部署に呼び掛け注文を募る。料理は当日に、職員が店舗へ受け取りに出向いたり、店側が市役所に届けたりする。

 21日は、お好み焼き店「天手鼓舞(てんてこまい)」から32食分を購入した。同店の二本柳むつ子さん(43)は「土日などの繁忙期ぐらいの注文数で、励みになる。これが店を知るきっかけになって、また食べに来てくれたり、持ち帰りを利用するお客さんが出てきてくれれば」と感謝した。

 取り組みは4月23日からスタート。新型コロナ対策に当たる市のプロジェクトチーム内から始まり、徐々に参加者を広げていった。

 発案者の一人、市民連携課の安野智哉さん(40)は「新しい店を知り、地元のおいしいものを伝えて広めて、飲食店の応援につなげたい」と話した。