「とわだオードブル」を披露する十和田高校会議所のメンバーたち
完成した「とわだオードブル」の一例

 青森県十和田市の高校に通う生徒で組織する「十和田高校会議所」が手掛けたテークアウト(持ち帰り用)料理「とわだオードブル」が23日完成し、関係者に披露された。市内6店舗の大衆食堂の一品料理を盛り合わせ販売する。新型コロナウイルスの影響で客足が減った地元飲食店を支援するための企画。

 インターネットを使った店の宣伝に不慣れな高齢店主の支援をテーマに、十和田バラ焼きゼミナール代表の畑中宏之舌校長(ぜっこうちょう)らがアドバイザーを務めた。

 臨時休校で活動自粛していた生徒たちが、今月7日の学校再開後に店舗を回って参加を呼び掛けた。各店舗が提供したオムライス、とんかつ、ギョーザなど自慢の品を、まとめ役の「司(つかさ) 十和田バラ焼き大衆食堂」(同市稲生町)が直径約30センチの容器に詰める。売り上げは、各店舗に還元される。

 23日は生徒9人が「司」に集まり、彩りや食べ応えなどを考えながら料理の詰め方を決めた。野菜不足を補うという自分たちのアイデアを生かして、県産野菜の生春巻きを生徒たちで調理しメニューに加えた。

 市内で開かれた完成発表会で、高校会議所会頭の相内大地さん(17)=十和田西高観光科3年=は「彩りが美しく100点満点のオードブルだと思う」と胸を張った。副会頭の白山小陽(こはる)さん(16)=同校普通科2年=は「交渉先の店の方々が感謝してくれた。高齢世代と若い世代が力を合わせれば地域は一つになれる」と語った。

 税込み3500円。前日予約制。注文は「司」(電話08-6059-8015)で午前10時~午後5時に受け付ける。

 「司」以外の参加店舗は次の通り。

 ▽食堂花心▽いずみ食堂▽谷村食堂▽食堂味喜▽金龍食堂