青森ねぶた祭実行委員会の奈良秀則実行委員長は22日、東奥日報取材に、新型コロナウイルス感染拡大を受けて今年中止となった青森ねぶた祭の期間中に、屋外でねぶたを展示するイベントの開催を検討していることを明らかにした。

 奈良実行委員長によると、8月2~7日のうち1日程度、「3密」(密閉、密集、密接)対策などを万全にした上で、青森市文化観光交流施設「ねぶたの家 ワ・ラッセ」のねぶた数台を活用し、屋外に展示するイベントなどを構想。ねぶた囃子(ばやし)も響かせて、来場者に祭りの熱気を感じてもらう。

 同実行委員会が主催する形で、会場は青い海公園を想定しているという。

 奈良実行委員長は「今年もねぶたの灯をともすことで、来年また灯をともすモチベーションとしていければ」と語り、今後、実行委のメンバーで協議していく意向を示した。

 今年の祭りを巡っては、同実行委が4月8日の会議で、国内外での感染拡大や感染長期化への懸念を背景に中止を決めた。中止は1958(昭和33)年に「青森港まつり」から現在の「青森ねぶた祭」となって以来初めて。