青森県八戸市は21日、経済的理由で市立小中学校への就学費用の支払いが困難な家庭を対象に実施している「就学援助制度」について、本年度に限り、新型コロナウイルスの影響で失業したり収入が減ったりした家庭を援助対象に加えると発表した。また、大学や専修学校在学中に市奨学金の貸与を受け、現在返済中の人のうち、コロナの影響で今年2月以降の収入が前年同期比で2割以上減り、返済が困難になった人について、本年度分の返済を猶予する。

 同市の就学援助制度は、保護者が生活保護廃止または停止になった世帯や、世帯全員が市民税非課税の世帯などが対象。市教委学校教育課によると、本年度に限り(1)生活福祉資金の特例貸し付けを受けた世帯(2)コロナの影響で失業者がいる世帯(3)コロナの影響で世帯収入が減り、学校納付金の支払いに困っている世帯-も対象とした。

 申請は子どもが通う学校で随時受け付け、6月15日までに申請し援助が認定された場合、4月にさかのぼって援助する。6月16日以降の申請の場合は7月からの援助となる。

 このほか、本年度募集する市奨学生のうち一般奨学生(貸与型)の採用人数を増やす。大学・短大・高専(専攻科、4・5年生)は従来より7人増やし17人程度とし、専修学校は2人増やし5人程度とした。