寺山から届いた手紙やはがき計6通を大切に保管している橘川さん

 青森市の俳人・橘川まもるさん(84)=本名・護=が、県立実業高校(現青森商業高校)在学時に俳句仲間だった劇作家の寺山修司(1935〜83年)から届いた手紙やはがき計6通を大切に保管している。いずれも寺山が早稲田大学入学後、腎臓を患って東京都内の病院に入院していた56〜58年の消印があり、地元で就職した橘川さん宛てに届いたもの。病床で書いたとみられる手紙には、三島由紀夫の戯曲「鹿鳴館」について「畜生、全くうまい。妬(ねた)ましくて仕様がない」と嫉妬心をストレートにつづったり、雑誌用に短歌70首を書き上げたことなどが記されており、病と闘いながらも読書や創作に精力的に取り組む寺山の姿を垣間見ることができる。

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