県将棋連盟主催の「プロアマ・オンライントーナメント」が5月10日、インターネットの将棋サイト「将棋倶楽部24大阪道場」で行われた。プロ棋士2人と本県出身アマ強豪2人がネット上で熱戦を展開し、中川慧梧アマ名人(八戸市出身、東京都)が優勝した。
 新型コロナウイルスの影響で多くのイベントが中止になる中、同連盟が在宅でも楽しめる将棋の強みを生かし初めて企画。呼び掛けに賛同した日本将棋連盟の伊藤真吾五段、谷合廣紀四段と、中川アマ名人、木村孝太郎アマ五段(青森東高出、立命館大3年)が参加した。対局は持ち時間各15分、秒読み60秒の平手戦で行われ、谷合四段に勝った中川アマ名人と、伊藤五段を破った木村アマ五段の県勢2人が決勝に進出。決勝は、後手中川アマ名人が木村アマ五段の攻めを正確にしのいで反撃に転じ140手で寄せ切った。
 中川アマ名人は「リラックスして指せたのがよかった。県将棋連盟がこのような企画に挑戦したのは素晴らしいこと」、木村アマ五段は「最近は将棋を指す機会が少なかったので、久しぶりに強い人たちと指せて楽しかった」と話した。同連盟によると、サイトでは愛好者約80人が対局を観戦した。奈良岡実師範は「将棋ファンに普段あまり見ることができない対局を届けられたと思う。今後も在宅でも楽しめる催しを届けたい」と語った。