若き日の寺山修司が内田朝雄に宛てた手紙。「仕事口もし御紹介下さればどんなにか光栄です」と、したためている。手紙は原稿用紙5枚。文面がより見えるよう1、2枚目を重ねて撮影した

 青森県出身の劇作家・寺山修司(1935〜83年)がまだ無名に近い時代の23歳ごろ、先輩演劇人に「仕事口もし御紹介下さればどんなにか光栄です」と頼み込む、約60年前の手紙が残っていることが分かった。自身の戯曲に対し、この演劇人から厳しい指摘を受けて「大手術」の手直しをしたことを明かし、「ことしこそ一大飛躍したく思っています」と決意を示している。4日は寺山の没後35年の命日。寺山作品に詳しい演劇関係者は「揺れ動いていた時代の寺山の心境が分かる貴重な資料」と、若き日に思いをはせている。

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