盂蘭盆万灯会の灯籠に浮かび上がる昭和大仏
昭和大仏・青龍寺住職 織田隆玄さん

 旅行者が観光に求めるものとして自然、文化、食の三つが挙げられます。青森市郊外の里山や田園に囲まれた当寺は、初心者の方も静かに写経や座禅を楽しめる環境。騒がしい日常を離れて自分の生き方を見つめ直す「寺遊自感(じゆうじかん)」を過ごしていただける体験型プログラム・仏教ふれあい塾を開催しております。

 境内にある昭和大仏(1984年造立、高さ21.35メートル)は、青銅座像としては日本一の大きさ。お盆に開催する「盂蘭盆万灯会」は、約3千基の灯籠で幻想的な雰囲気に包まれます。平成を迎えて完成した金堂、五重塔に続き、来年秋には伽藍整備の集大成と位置付ける中門(ちゅうもん)の工事が完了。いずれも、青森ヒバに代表される地元の材と長く受け継がれてきた匠(たくみ)の技を駆使したもの。五重塔期間限定ライトアップ等、DC企画も検討しています。

 仏教ふれあい塾の写経会は、約20分の「十句観音経」から80分程度の「般若心経」まで、開門時間内いつでもご参加になれます。春から開催の「暁天講座と朝座禅」(粥朝食付き)や「精進ランチと法話」も、お参りの方々が静寂に身を置きながら物事の本質、原点を考えるきっかけになるものと思います。