青森県八戸市で新型コロナウイルス感染が28日に確認された30代女性について、同市は29日、濃厚接触者である60代の母親=同市在住=のPCR検査をした結果、陰性だったと発表した。

 市によると、30代女性は25日に東京都から同市の実家に帰省し、市内医療機関に入院中。容体は安定しているという。母親は1人暮らし。陰性だったが2週間の経過観察は続ける。

 東京在住の夫については「微熱がある。検査したとは聞いていない」という。夫と母親以外に濃厚接触者は確認されていない。

 また、女性側から発熱時期について訂正を求める申し入れがあったとし、市は事実確認などを含め対応を検討しているとした。

 23、25日に計6人の感染者が確認された同市在住のスペイン旅行ツアー参加者に関しては、新たに判明した濃厚接触者はなく、県環境保健センターで検査中の検体もないという。

 一方、県は29日、県内7人目の感染確認を受け、県庁で危機対策本部会議を開いた。

 本部長の三村申吾知事は、県民に向けて「人事異動や進学、就職で人の往来が増える時期。首都圏などの感染が拡大している地域を訪れた方、移動してきた方は体調の変化に留意してほしい」と述べ、感染が疑われる場合はまず保健所に連絡するよう呼び掛けた。