新型(しんがた)コロナウイルスの影響(えいきょう)で学校が休みになっていますが、みなさんはどう過(す)ごしていますか? イベントが中止になったりする中、家の中でも楽しく過ごしてもらおうと、県内の手芸作家たちが材料となる布(ぬの)や糸などを提供(ていきょう)しています。
麻(あさ)の一種「リネン」を使ったストールなどを作っている鶴田町のリネン作家・岡(おか)詩子(うたこ)さんは、作品の制作(せいさく)中に出たリネンの切れ端(はし)1枚(まい)(1辺15センチ以上)を無料提供しています。小さなポーチやティッシュケース、人形の服、ハンカチなどが作れるそうで、作り方は動画投稿(とうこう)サイト「ユーチューブ」などで検索(けんさく)できます。岡さんは「私(わたし)は小学生から始めた縫(ぬ)い物が今の仕事につながりました。みなさんにも大切なものを見つけるきっかけになればうれしいです」と話しています。
申し込(こ)みは28日まで、岡さん(メールokautako@gmail.com)へ。件名(けんめい)を「子どもリネンハギレ応募(おうぼ)」とし、郵便(ゆうびん)番号、住所、氏名を明記します。
「この機会にこぎんを刺(さ)してみませんか?」と「こぎん体験キット」を有料(千円)で提供しているのは弘前市のこぎん作家・佐藤陽子(さとうようこ)さんです。半分刺してある完成見本や麻布、木綿糸(もめんいと)、針(はり)などがセットになっており、初心者でもすぐに始められるようになっています。北海道や関西からも注文があったそうです。
申し込みは25日まで、佐藤さん(メールinfo@youko-kogintenjikan.com、ファクス0172-82-3367)へ。住所、氏名、連絡(れんらく)先、数量(1人5セットまで)を明記します。
ほかにも、材料を提供している人たちがいます。挑戦(ちょうせん)してみてはいかが?