第73回県将棋有段者選手権(県将棋連盟、東奥日報社、東奥日報文化財団主催)の決勝トーナメントが8日、青森市の日本将棋連盟青森支部道場で行われ、成田豊文四段(同市)が4年ぶり2回目の優勝を果たした。
 

 

【写真】成田豊文四段

3月1日の予選を通過した8人が出場。成田四段は初戦で蛯名新・四段(むつ市)、準決勝で水谷隼也四段(青森山田中2年)を破り、三浦行五段(弘前市)との決勝に進んだ。
 決勝は、相居飛車の角交換から先手三浦五段が得意とする形になり優位に戦いを進めたが、成田四段が終盤、相手の見落としをついて逆転し、そのまま押し切った。成田四段は「苦しい将棋が多く、優勝できてほっとした。相手の得意な戦型など、事前に研究して臨んだことが結果につながったと思う」と喜びを語った。3回目となる東北六県将棋大会(7月・岩手県)の出場権を獲得し「前回は3勝2敗だったが、それより一つでも多く勝てるよう頑張りたい」と話した。
県将棋有段者選手権決勝トーナメントの結果は次の通り(左段が勝ち)。
▽準々決勝
三浦行五段 (弘前) ― 佐々木潤一五段(青森)
遠瀬龍二四段(三沢) ― 工藤麟太郎四段(青森高2)
成田豊文四段(青森) ― 蛯名新四段(むつ)
水谷隼也四段(青森山田中2)― 佐藤颯四段(弘前)

▽準決勝
三浦 ― 遠瀬
成田 ― 水谷

▽決勝
成田 ― 三浦
(108手)