贈呈式であいさつする東奥スポーツ賞のスキー距離・亀田華悠さん。同じく東奥スポーツ賞の(左から)スポーツクライミング・関川愛音さん、eスポーツ青森県代表チーム・貴田英貢也さん、坂井空蒼さん、花田美臣さん、越田海斗さん、阿部壮琉さんと東奥スポーツ功労賞の県スポーツドクターの会・岡村良久会長

 スポーツ分野で大きな功績を残した選手、団体を顕彰する第14回東奥スポーツ賞の贈呈式が26日、青森市の東奥日報社で行われた。受賞対象となった2個人2団体に賞状と記念品を贈り、大舞台で活躍するための不断の努力と研さん、熱意をたたえた。

 スポーツ賞は2個人1団体。個人では、2019年の全国中学校スキー大会男子距離5キロクラシカルで、当時2年生ながら県勢36年ぶりの優勝に輝いた野辺地中学校3年の亀田華悠(かゆう)さん(15)、東京五輪種目に採用されたスポーツクライミングを幼少時から始め、国内トップ選手が集う19年の全国大会などで優勝を重ねている八戸市湊小学校6年の関川愛音(めろでぃ)さん(12)。

 団体では、コンピューターゲームの腕を競う「eスポーツ」で19年、国体の文化プログラムとして初開催された全国都道府県対抗選手権サッカーゲーム「ウイニングイレブン」少年の部で初代王者となった、青森明の星高校の生徒5人がメンバーの青森県代表チームが選ばれた。

 スポーツ功労賞は、1987年の創設以来、自主自立の運営を続けながら、国体の青森県選手団に帯同し選手のメディカル面をサポートするなど、青森県の競技力向上を支えてきた県スポーツドクターの会(岡村良久会長)に決まった。

 東奥日報社の河田喜照社長は今夏の東京五輪・パラリンピック、2025年に青森県で開かれる国民スポーツ大会を控え、スポーツに対する県民の関心の高まりを期待。「それぞれの分野で今後も精進を続け、青森県に元気を与えてほしい」と受賞者に賛辞を贈った。

 県スポーツ協会の佐々木郁夫会長は「並々ならぬ熱意とたゆまぬ努力、高邁(こうまい)な精神に敬意を表します」と述べた。

 東奥スポーツ賞は、東奥日報社が創刊120周年を記念し06年度に創設した。