三沢市特産のホッキガイやナガイモ、ニンニクをかたどったオリジナルの用具でアイスホッケーを行う「MISAWAアイスホッキー」が8日、三沢アイスアリーナで開かれました。市内と米軍三沢基地(きち)内の児童約140人が参加し、計18チームが熱戦を繰(く)り広げました。
子どもたちに日米交流を楽しんでもらおうと東北防衛局(ぼうえいきょく)が主催(しゅさい)し、今年で8回目になります。開会式では、岡三沢小6年の馬場円香(ばばまどか)さんと同小5年の松本麟太郎(まつもとりんたろう)君が英語で、基地内にあるソラーズ小5年のココ・ジョンズさんとモーリー・ボグダンさんが日本語で、それぞれ選手宣誓(せんせい)しました。
子どもたちはナガイモ形のスティックを手に、ニンニク形のカバーを取り付けたヘルメットをかぶりリンクへ。不規則(ふきそく)に転がるホッキガイ形のパックに悪戦苦闘(くとう)し、何度も転びながらも懸命(けんめい)にゴールを目指しました。
友達と参加した上久保小2年の三本木尊(さんぼんぎたける)君は「初めてで難(むずか)しかったけど、楽しかった。新しい友達ができてうれしい」と笑顔(えがお)で話しました。
試合は高学年の部は「岡三沢ホッケースポーツ少年団(しょうねんだん)A」、低学年の部は「はまなすガッツ」が優勝(ゆうしょう)しました。