東奥日報社は21日、東奥日報販売店主会と共催で、県内の小学生を対象に実施した企画・第7回「東奥日報の記事でさがそう!まるごと ふるさと青森県」の新聞記事感想文の審査会を青森市のホテルJALシティ青森で開いた。小学1・2年生、3・4年生、5・6年生の各部門のグランプリにそれぞれ、柳谷梨央さん(大間町奥戸1年)、中村瑞希さん(むつ市大平3年)、鶴谷歩君(青森市長島6年)を選んだ。親子ペアで東京ディズニーリゾートに招待する。

 新聞に親しみ、地域に関心を持つとともに、記事を教材にして感想・意見を文章にまとめる力を養ってもらうのが目的。県内40市町村の記事を探して見出しを書き出した上で、そのうち一つの記事について感想文を書いてもらった。今年は810人が応募した。

 柳谷さんは、今別小でいまべつ牛を使った給食の記事(2019年6月27日付)を読み、通っている奥戸小では給食がないことに触れ、「大間のおいしいものを使った給食をみんなと食べてみたい」と記した。

 中村さんは、漂着ごみでアート作品を制作した記事(同8月28日付)から「マレビト」や「まれ」について調べ、人が捨てたごみで海の動物が傷ついているのが悲しいとつづり「いつかごみが『まれごみ』と呼ばれる日が来るといいな」と願った。

 鶴谷君は今別町袰月地区の出張スーパーの記事(同年6月25日付)を読み、同町の平均寿命について調べた。長寿の秘訣(ひけつ)は「笑顔の輪」だと考え、同地区に笑顔をふやすために子ども食堂の設置を提案した。

 優秀賞には、藤井優有さん(青森市野内1年)、蛯名凛桜さん(東北町上北2年)、川野輪真大君(八戸市白鴎3年)、木村優香さん(藤崎町藤崎4年)、東美聡さん(青森市原別5年)、對馬里菜さん(むつ市大平5年)の6人を選んだ。

 入選は、黒島悠生君(青森市泉川2年)、森山あかりさん(平内町小湊2年)、武長恒樹君(六ケ所村尾鮫2年)、佐藤大雅君(十和田市北園4年)、吉川友結さん(同)、北畠顕彦君(青森市浦町3年)、川野輪香心さん(八戸市白鴎6年)、早海光君(青森市莨町5年)、中崎万結さん(青森市橋本6年)の9人が選ばれた。

 熱心に取り組んだ学校に贈る学校賞は弘前市北小、十和田市下切田小、東北町甲地小など12校を選んだ。応募者全員に参加賞を贈る。

 審査員は「選んだ記事に個性が出ていて、提案まで書かれている」「自分の言葉でまとめ、文章力や訴える力があった」「記事から考えを膨らませて書かれていた」などと講評した。

 県NIE推進協議会会長で弘前大学理事・副学長の郡千寿子氏が審査委員長を務め、県小学校長会会長の福井巧二氏(青森市小柳小校長)、日本航空青森支店長の安井勝一氏、県教育委員会学校教育課指導主事の三橋央尚氏、県PTA連合会理事の山本淑子氏、東奥日報販売店主会会長の百田忠氏、東奥日報社編集局次長の中村一彦氏が審査員を務めた。

 入賞者の感想文は3月、東奥日報朝刊で紹介する。