東奥日報文化財団(理事長・塩越隆雄東奥日報社会長)は18日、青森市の東奥日報新町ビル「New’sホール」で理事会を開き、第5回東奥文化選奨をソプラノ歌手の隠岐(おき)彩夏(あやか)さん(35)=五所川原市出身、川崎市在住、アマ将棋棋士の中川慧梧(けいご)さん(27)=八戸市出身、東京都在住=の2個人に贈ることを決めた。

隠岐彩夏さん
中川慧梧さん

 

 

 

 

 東奥文化選奨は、実績を上げている新進気鋭の作家・表現者などで、本県の芸術・文化の普及や振興に大きく貢献することが期待される本県在住者や出身者を対象に、2016年から毎年1回選定している。贈呈式は3月25日、同ホールで開く。
 隠岐さんは16年、国内の若手音楽家の登竜門とされる日本音楽コンクールの声楽部門(歌曲)で1位。国内屈指の指揮者と共演を重ねるほか、県内でも17、18年の「青森第九の会演奏会」でソリストを務めた。19年1月から1年間、文化庁新進芸術家海外研修員として渡米するなど、研さんに励んでいる。
 中川さんは06年、長者中在学中に最年少で県王将戦、県有段者選手権、県名人戦の3冠を達成した。08年には全国アマチュア王将位大会を16歳の最年少で制するなど頭角を現し、19年9月には全日本アマチュア名人戦で、本県出身者では1950年以来69年ぶり2人目の優勝を果たした。