同展は、子どもたちの書く力を伸ばし、感性を豊かにすることを目的に毎年開催。今年は4516点の応募があり、最高賞の推奨(東奥日報社長賞)と特選それぞれ10点、準特選20点、入選164点、佳作283点の計487点が入賞した。入賞作品は2月14日から24日まで、青森市の県立郷土館で展示する。入場無料。

 

石澤桐雨・審査委員長講評 練習の成果や成長感じた

第9回東奥児童書道展は、昨年に比べ参加団体が13増え、259団体から4516点の作品が応募されました。小・中学校からの応募は県南下北が多く、東青・津軽の数が少ない結果となりました。一方、幼稚園・保育園からの出品は、今年も1066点と全体の約24%を占めていることは特筆に値するところであり、将来的に書道の普及が期待できることと思います。
 上位入賞作品の推奨10点(東奥日報社長賞)、特選10点(青森県教育長賞1点含む)は大変厳選であり、もう一歩のところで選外となった作品は残念でありましたが、また来年に期待しております。紙上にはこのほかに、準特選20点(各市教育長賞6点含む)を合わせた40点の作品が掲載されています。
 園児の作品は、無心に筆を持つ純真で大きく楽しい作が目立ちました。小学生の作品は、一本一本の線がしっかりと書かれていて、高学年の作品の中には難しい漢字を4字5字と書いた力作が目を引きました。中学生は、よく練習した成果の表れた行書作品や、6字が整然と配字された安定した力量の秀作が選考され、毎年開催されるこの書道展の成果として大変意義のあるところであります。
 現在、小学校では2年生から習字の授業が取り入れられ、水書(水で黒く書ける用紙)習字が行われています。今後の書道教育に期待したいと思います。
 本展の出品にご協力いただきました関係各位に厚く御礼申し上げます。
(県書道振興会議会長)

◎入賞者名と推奨、特選、準特選の作品
・第9回東奥児童書道展(令和2年・2月)   1ページ目 2ページ目