■ プロバスケ選手/厳しい世界 毎日が勝負 (2014年11月11日掲載)

「いかに自分と向き合い、厳しくやれるか。普段の練習が大事」と語る下山さん
 

 みんなは「青森ワッツ」の試合見たことある? プロ選手の白熱したプレーは興奮(こうふん)するよね! ワッツは本県初のプロバスケットボールチームとして、昨年秋からbjリーグに参戦しています。今回紹介(しょうかい)する五所川原市出身の下山大地(しもやまだいち)さん(25)は、チーム創設(そうせつ)時から所属(しょぞく)するプロバスケ選手。182センチ、75キロの体格(たいかく)を生かし、ガードとして活躍(かつやく)しています。

 父が小学校のバスケ指導者(しどうしゃ)だったため、小さいころから自然とバスケをしていたという下山さん。近所の友達と一緒(いっしょ)にプレーしたり、テレビでNBAの試合を見たりして、どんどん夢中になっていったんだって。小学4年でバスケ部に入り、中高大と部活を続けます。弘前高校2年の時には54年ぶりに県大会で優勝(ゆうしょう)し、インターハイに出場しました。

 将来(しょうらい)は高校の体育教師(きょうし)になってバスケ指導をしたいと考え、大学は教育学部に進み教員免許(めんきょ)を取ります。しかし、就職(しゅうしょく)について考えるうちに「もっと上のレベルでバスケがしたい」という思いが強まり、夢(ゆめ)はプロ選手に変わります。

 2012年春に岩手県の大学を卒業後、五所川原市の臨時職員(りんじしょくいん)として働きながら、県内有数のクラブチーム「鶴田クラブ」に入り、練習を重ねました。bjリーグのトライアウト(選手発掘(はっくつ)のための試験)を受け、同年夏には「仙台89ERS」との契約(けいやく)が決まり、念願のプロ入りです。

 1シーズンを終えたところで、ワッツから声がかかり「地元のチームに、創設の年からいられるのは価値(かち)があることだと思った」と下山さんは移籍(いせき)を決意。現在(げんざい)は、平日は青森市内で練習、週末は全国各地で試合をする日々です。

 チームのムードメーカーであり、誰(だれ)よりも早い時間から遅(おそ)くまで練習する努力家の下山さん。プロの世界は「結果を残さなければならないので毎日が勝負。レベルが高く厳(きび)しい環境(かんきょう)だけど、得点した時のおもしろさは格別」と苦労とやりがいを語ります。

 ジュニジュニ読者に「人それぞれ良いところがあるから、そこを伸(の)ばせばいい。あきらめずに継続(けいぞく)することが大事」とメッセージを送ってくれました。


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