海上保安庁に引き渡された大型測量船「平洋」=29日午前、山口県下関市

 海上保安庁の大型測量船「平洋」の引き渡し式典が29日、三菱重工業のグループの山口県下関市にある工場で開かれた。総トン数は約4千トンで、建造費は約131億円。2016年に決定された「海上保安体制強化に関する方針」に基づき、海洋調査を強化するのが狙い。

 平洋の政木満船長は「四方を海に囲まれたわが国にとって、海洋権益の確保は重要だ。最新機器の実力を発揮して国民の期待に応えたい」と述べた。

 平洋はこの日就役し、日本海や東シナ海の海底地形をより精密に調査するのに使う。日本の排他的経済水域(EEZ)の主張根拠となるデータを収集し、海洋権益の確保を狙う。

(共同通信社)
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