世界の国々の文化や遊びを学ぶ「インターナショナルワークショップ」が3日、青森市の県総合社会教育センターで開かれ、ルーマニアのお菓子(かし)作りを学ぶコーナーでは「サラム・デ・ビスクイッツィ」をみんなで作りました。世界記録に挑戦できるくらい長〜いお菓子になったよ。
お菓子作りを教えてくれたのは、ルーマニア出身の太田・アポストゥ・ミハイ・フロリンさん。ルーマニア語のあいさつなども交えながら、「『サラム・デ・ビスクイッツィ』は、見た目がサラミみたいなお菓子。ルーマニアの子どもたちにとても人気のお菓子で、家でも簡単(かんたん)に作れるよ」と説明していました。
「サラム・デ・ビスクイッツィ」は、砕(くだ)いたビスケット、ナッツ、ドライフルーツに、バターを混(ま)ぜたチョコレートを加え、ココアをまぶして棒状(ぼうじょう)に冷やして固めたものです。お菓子作りに参加した子どもたちは、初めて作る外国のお菓子にワクワクしながら、ビスケットを砕いたり、チョコを混ぜたりしていました。
最後はワークショップに参加したみんなでトッピングをして完成! 完成した「サラム・デ・ビスクイッツィ」をつなげて長さを測(はか)ってみると、なんと7メートル80センチもありました!
お菓子作りを体験した浪打小4年の菊池莉(きくちらい)君は出来上がったお菓子を食べ、「中に入っているドライフルーツとチョコが混ざって、甘(あま)くておいしかった」とにっこりしていました。