ハッピー・ハロウィーン! 10月31日は「ハロウィーン」です。ハロウィーンはもともと、ヨーロッパで秋の収穫(しゅうかく)を祝い、悪霊(あくりょう)を追い出すための行事でした。今は、カボチャの中身をくりぬいたちょうちんを飾(かざ)ったり、仮装(かそう)した子どもが近所の人たちからお菓子(かし)をもらったりする、楽しいイベントになっています。
青森市の長島小学校の1年生8人とそのきょうだいは19日、自分たちが住む市の中心街・新町地区で、お母さんたちといっしょに手作りのハロウィーンパレードを行いました。魔法使(まほうつか)い、海賊(かいぞく)、ゾンビなどの衣装(いしょう)をまとったみんなは元気いっぱい。「トリック・オア・トリート!(お菓子くれなきゃいたずらしちゃうぞ)」の英語のかけ声とともに、商店街や住宅街(じゅうたくがい)を一周しました。
日曜日の静かな昼下がりにやってきたかわいらしい“珍客(ちんきゃく)”に、街の大人たちはびっくり。「いたずらしないで〜」とお菓子をあげていましたよ。食堂「千成」の前では、お店のご主人で、長島小の大先輩(だいせんぱい)でもある成田政隆(なりたまさたか)さん(54)からリクエストされ、一緒(いっしょ)に校歌を歌いました。
街をひと回りするころには、バッグの中はお菓子でいっぱいに。顔にカボチャのペイントをした宇都宮壮(うつのみやそう)君は「来年もやりたい」、伊藤瞭介(いとうりょうすけ)君は「スナック菓子をもらったよ」と喜んでいました。映画(えいが)「魔女(まじょ)の宅急便(たっきゅうびん)」のキキに変装(へんそう)した越前屋音寧(えちぜんやおとね)さんは「足が痛(いた)かったけど、とても楽しかった」と話していました。