刀のようなマグロ包丁
共同作業w
セルフ海鮮丼と青森にカンパイ
絶対うまいヤツやん1
絶対うまいヤツやん2

 年末がひたひた近づく今日この頃、耳元でグラサンかけた渡哲也さんが「マグロ!」と叫ぶ幻聴がリフレインする季節となりました(謎)マグロと言えば、青森県の超有名ブランド「大間マグロ」。先日、ちょっとした会合で、100キロ越え(おそらく)の大物を、まるで刀のようなマグロ包丁で5枚に下ろす様子を間近で見た(ような)…ので、その様子をご報告いたします。

 催しは、11月17日に青森市の八甲田丸船上で開催された「マグ女のセイカン―博のフィナーレを飾るのは、酒と肴の船上パーティー!」という長いタイトルの打ち上げ会。マグ女のセイカン―博とは、本州と北海道をつなぐ津軽海峡を挟み、セイ(青=青森)カン(函=函館)を中心にした寄り道観光プログラムを多彩に展開する企画。この主催が、青森と北海道のパワフルな女性による、まちおこしグループ「津軽海峡マグロ女子会」なのです。ん〜なんか、端々に下ネタギリギリでぶっ込んでくる観があり、メンバーは齢を重ねて、かなりこなれた女子たちとお見受けします。とはいえこの企画、観光庁長官賞を受賞したとのこと。チョーカン、その判断大丈夫デスカ?

 何はともあれ、その記念に開いたパーティーに、大間マグロが出ないはずがない、と当たりをつけて潜入。すると、宴たけなわのアトラクションとして、やっぱり大間マグロの「解体ショー」が始まりました。

 人込みをかき分け、会場前方に進むと、大漁旗を敷いたテーブルの上のマグロを拭く男性が…。え?マグロありませんけど?でも、参加者の皆さまは「大っきい―」「おいしそう」と口々に言っているので、このマグロ、おそらく汚れた心の人には見えないのでしょう。いやいや、そんなはず無いさと思いながら、よーく目をこらすとマグロの姿がぼんやりと見えてきたり、見えなかったり。

 解体ショーで刃体60センチ以上のマグロ包丁を構えるメガネの男性、実はこの方、本物のマグロ解体師で、大間マグロ専門店「魚忠」インターネット事業部長の山本盛喜さん(42)。つまり、ホンモノがあえて、エアー解体ショーをやっている、という。(あ、エアーって言っちゃったw)リアルマグロをさばいてきた経験を生かした手さばきは見事(?)なもので、要所要所で観客の反応を求める「コール&レスポンス」形で進行しつつ、時間が押すと、ちゃんと巻きの対応もとれる当たり、相当な数(エア−)をこなしているのでしょう。観客も、赤身、中トロ、大トロをエアー試食してご満悦の表情。最後には、エアー解体した大間マグロを、同マグロとヒラメの刺身盛り合わせに仕上げるという〝離れ業〟を披露してくれました。

 まあ、ばかばかしいとお思いでしょうが、このエアー解体ショー、大間マグロ一本出すほど予算のない会合で、リーズナブルに会場を盛り上げることができると好評とのこと。マグロの漁獲規制の動きもある中で、これから案外重宝されるかもしれませんね。(C)