佐井村の「民宿みやの」さん
問題の床の間
え………ほてい様?
拡大………見えなくもないw
夕食の一部。品数多し。ごはんまでたどり着けません

 傷心の人、犯罪者、逃亡者がこぞって向かう方角は、なぜか北。沖縄だと何か楽しそうだし、北は北でも北海道だとなんか観光気分になるので、本州最北の地に来ちゃうって。どんだけ暗いイメージなんだよ青森県wきっと、びゅーびゅー吹雪が吹き荒れてるってイメージなんだろうけど、ちゃんと夏もありますし。とはいえ、下北半島は本州最北端の北の中の北。外れの方になると、青森市から車で相当ぶっ飛ばしたとしても(仮定の話)3時間くらいかかってしまう。その中の佐井村にある民宿で、縁起のいい○○様に出会った〜って話。

 下北半島は、その形から「まさかり半島」とも呼ばれており、今回泊まった佐井村は、刃の部分に相当する場所にある「北通り3町村」の一つ。ちなみに、高級マグロで有名な大間町はお隣で、もう一つの風間浦村も下風呂温泉郷やら、生きたイカを使った烏賊様レースやら、アンコウが名物やらの穴場スポットなのです。

 佐井村に泊まったのは、奇岩が並ぶ景勝地・仏ヶ浦などの撮影のためでした。夕日がきれいだったなぁ。その様子はこちらの動画で⇒https://youtu.be/EC3_PLLkb68

 で、本題ですが、宿泊先は「民宿みやの」さん。暗くなって到着すると、明るいおかみさんが出迎えてくれました。ほぼ満室状態でしたが、部屋もきれいで、当てずっぽうに選んだけれど、これは当たりかもとホッ。民宿を切り盛りする宮野蘭子さん(年齢非公開)は、今年大台を迎えるとか。背筋がぴんと伸びて、とてもそんなお年には見えません。こちらの民宿、食事の品数の多さがパネェってことで有名らしく、食事の際に同席したご夫婦は「いつも温泉目当てで旅行するんですが、ここだけは食事目当てです」というリピーターさん。

 で、ワイワイがやがやしている最中、心霊スポットの話になったら、急に思い出したようにおかみさんが、床の間に、あるモノの顔が浮かび上がっていると言い出した。いやいやいや、怖いの嫌いだし、、、と言いつつ、断り切れずに床の間をそっとのぞき込むと、そこにはなにやら顔のような模様が。おかみさん曰く「布袋(ほてい)様」なんですと。んー、言われてみれば、そう見えるような、見えないような。。。でも、怖い話でなくてよかった。

 模様は、以前そこに置いていた花瓶の痕だと言うことで、おかみさんたちはまったく気にせず、落とそうと一生懸命こすっていたそうですが、3年ほど前、息子を連れて再訪した東京からのお客さんがありがたそうに〝ご尊顔〟を拝んでいたことで気付いたそう。そのお客さん曰く「前に泊まった時、これを見て以来、いいことばかり」。なので、それからは掃除の時、落とさないよう、そ〜っと拭くようにしているとか。

 「とにかく、これを見たお客さんにも、私たちにもいいことがありますように」とおかみさん。民宿みやのは年中無休とのことなので、気になる人はぜひ一度どうぞ。傷心でなくても、逃亡者でなくても大歓迎ですとのことですw(C)