馴染みのスタジオに現れたにゃんごすた〜
超絶ドラムテクを披露するにゃんごすた〜
吹き替えじゃないのは上からのカメラから一目瞭然
ドラムのスティックを手に、愛嬌を振りまくにゃんごすた〜

 超絶ドラムテクで今、全国的に知名度急上昇中のゆるキャラ「にゃんごすた〜」。青森県内を中心に、以前から年に20回ほどイベントに参加するなど、地元でも一定の知名度はあったが10月中旬、青森市内で行われた大学の音楽サークルイベントでドラムを披露、参加者がその様子をツイッターにアップしたことで動画が拡散し、今やテレビのキー局からも出演オファーが届くなど、全国区に躍り出た。ということで早速、ふだん練習に使っているという黒石市のスタジオに会いに行ってきた。

 黒石市在住のにゃんごすた〜は、白ネコの生まれ変わり。飼い主さんが以前飼っていた白ネコが亡くなり、リンゴの木の下に埋めたところ、その木についた実が「にゃんごすた〜」になったんだとか。頬の傷は、木から地面に落ちた時にできたもので、成長するに従って、おなかが白くなってきたのも、生まれ変わる前の白ネコに近づいているからかも。ちなみに性別は「オス」で、身長170センチぐらい、体重はリンゴの木箱3つ分。

 主食はリンゴで、品種では特に、果肉がちょっと硬めの「サンふじ」が好み。実は、にゃんごすた〜自身も元々、サンふじなんだとさ。背中には「つる割れ」(雹、霜や雨など自然の影響でできるリンゴのツル元の亀裂)があるが、これはチャックとも呼ぶらしいwww頭についている葉っぱには、弘前のサクラとリンゴの花の香水をつけるなど、なかなかのおしゃれさんなのだ。

 取材当日、黒石市の「サウンドスタジオPLUS(プラス)」に時間通り現れたにゃんごすた〜は、スタジオの中村大貴代表と軽くあいさつを交わし、軽い足取りでスタジオ内へ。コントのように入り口に引っかかったのはご愛敬、自前のメインドラムとハイハット、ペダルを手際よくセットし、ドラム雑誌の表紙などでよく見る、足を軽く組んだ定番ポーズを決めると、華麗なドラムソロを披露してくれた。レパートリーはベンチャーズやリンキンパーク、ミスタービッグ、スリップノットなど洋楽ロック系やヘビメタから、日本のポップス、演歌までと幅広い。

 どこでこんなテクを?実は全くの自己流で、飼い主さんが叩くドラムを見よう見まねで覚えたんだという。毎日2時間の練習を欠かさないのは、リンゴの老木から「ロックスターとしてアメリカに行けば、元の白ネコに戻れる」と教えられたからなのだ(老木は入れ歯なのでよく聞き取れず、本当にそう言ったかは謎)。

 ゆるキャラだから当然、にゃんごすた〜は子どもたちの人気者。付けている名札の「にゃんごさん」も、地元の幼稚園児からプレゼントされたもので、にゃんごすた〜自身も子どもたちが大好き。みんなを喜ばせ、元気にすることで、白ネコに戻るパワーも蓄えられるという。

 ちまたでは、千葉県船橋市の非公認ゆるキャラ「ふなっし〜」以来の逸材という評価も。リスペクトするふなっしーと並び称され、にゃんごすた〜は恐縮しきりだが、同じ非公認ゆるキャラとして、キレッキレのドラムテクというアピールポイントをさらに磨いて大きく羽ばたき、息の長い活動をつつけてもらいたいものだ。(C)