天気良く、心地よい風が吹く中で八甲田連峰の大岳山頂を目指す
山頂に続く歩道もきちんと整備されていて歩きやすい
なんだかんだいいながら山頂に到着
下りは少し気楽で景色を見る余裕も
ようやく見えたゴールの酸ヶ湯温泉

 「ちょっと、八甲田に行くけど、一緒に行く?」と家人に誘われ、「別に予定ないからいいよ」と軽い気持ちで答えて、青森市中心部から40分ほどで行ける八甲田へ。ハイキング程度かと思っていたら、連れて行かれた先は標高1585メートル、八甲田連峰の中で一番高い大岳wこれって先日の、十和田湖一周50キロウオークイベントと同じ構図ぢゃん………ともあれ、今年初めて施行された国民の休日「山の日」にちなんで(山の日から2日後だけど)13日に登ってみた。

 登山口は、混浴「千人風呂」で有名な酸ヶ湯温泉のすぐ上、酸ヶ湯インフォメーションセンターが建つ駐車場近く。「日本山脈縦走起点 青森県八甲田−山口県秋吉台五千キロ」の標識の文字を眺めながら八甲田山神社の鳥居をくぐり、大岳頂上を目指した。日本人、外国人問わず結構登山者が多く、仙人岱の水場では外国人グループと軽くあいさつを交わしつつ、慣れない坂道に息を切らせ、ごつごつした岩場で足を滑らせと、お約束のダメダメな感じで少しずつ高度を稼いでいく。鏡池を右手に見ながら山頂直前のつづら折りの登山道を進み、素晴らしい景色を振り返るふりをしながらバクバクした心臓を鎮める。ゼイゼイしながら休み休み進み、約2時間で大岳山頂に到着した。

 山頂では20人ほどが湯を沸かしてカップラーメンを食べたり、持ち込んだ弁当や菓子を食べたりと、山頂から周囲の山々を望みながら思い思いに休憩。その横を、ヤンマ類とみられる大型のトンボがビュンビュン飛んでいく。久しぶりにみたなぁ。

 小休止を挟んで今度は下り中心。大岳避難小屋に寄って、上毛無岱、下毛無岱を通って酸ヶ湯温泉へ。靴がイマイチだったので、つま先が痛くなってペースダウン。そういえば、前にここを歩いた時は雪道だったなぁと思いつつ、湿原の木道を黙々と歩き、最後は下を向いていたため2度ほど立ち木に頭をぶつけるも、約4時間で無事にゴールに到着した。

 登ってみると、八甲田の登山道は整備されていて、道標もあるので安心。とはいえ、山ならではの天候の変わりやすさはもちろん、周辺には火山性の有毒ガスが発生する「ガス穴」もあるし、今年はクマの目撃も相次いでいる。出かける際は決してあなどらず、ちゃんとした準備・装備で出かけてほしい(←思いつきで行ったおまえが言うなw)。(C)