広大な畑いっぱいに菜の花が広がり、町が黄色に染まっていた
雨の日だからこそ観ることができる、雨粒をまとい輝く菜の花

 菜種の作付面積が全国トップクラスの青森県横浜町が、今年も黄色く色付き始めた。5月14、15日の「菜の花フェスティバルinよこはま」を前に同町を訪問。朝から雨模様の天気で、青空と菜の花のコントラストを期待していただけに少々がっかりしていたが、現地に行ってみると、町のあちこちに雨の日だからこそ観ることができる素晴らしい光景が広がっていた。

 同町では連作障害を避けるため、菜の花畑の場所が毎年変わる。今年の見所を教えてもらうため、町産業振興課主事の鳥山武志さんに案内をお願いした。豆腐店「湧水亭」を目印に待ち合わせ、町の南部から見所の菜の花畑を順番に回った。

 小さな小路から入り、砂利道を進み牛舎を目印に数百メートル、と言葉で聞いただけではたどり着けそうもない道順。だが、たくさんの雨粒をまとって輝く菜の花の群生が、風に揺れて手招きするように導いてくれた。

 長さ400メートルを超える畑、起伏が美しい畑、むつ市の釜臥山や風力発電の風車などとのコントラストが美しい畑−と、場所ごとにさまざまな表情を見せてくれた。風が強く、土ぼこりが舞いやすい同町だけに「雨で花の汚れが洗い流されるから、実は雨の日の花も、撮影に向いているんですよ」と鳥山さん。花は畑によって満開から3分咲きまでさまざま。フェスティバル主会場の菜の花迷路付近だけでなく、周囲を少し散策すれば、新しい発見があるかも。同町は、菜の花の状況についてホームページ(http://www.town.yokohama.lg.jp/)やフェイスブック(https://www.facebook.com/%E6%A8%AA%E6%B5%9C%E7%94%BA-1718272461773940/―fref=ts)で発信している。(C)