見た目ですぐ「リンゴ関係のお店」と分かる外観の「青い森わんど」
観光客を中心に売れ筋の「りんごde食卓」シリーズ

 店の外も中もリンゴ、リンゴ…。青森市新町、青森県観光物産館「アスパム」近くにある「青い森わんど」(高森暖店長)は、リンゴをテーマにしたセレクトショップ。地元住民に加え、入り口にあるリンゴ形の「ウェルカムボード」に引かれて立ち寄る観光客も多く、最近ではシンガポール、香港を中心に、外国人客も増えているという。

 「店の前で写真を撮っていくお客さんが多いんですよ」と高森店長。どうせやるなら「しつこいくらいに」とリンゴにこだわった。食品、雑貨、化粧品と、店内には100種類を超えるリンゴグッズ。中でも人気なのは、調味料として幅広く使える「りんごde食卓」シリーズだ。中国系のお客には、金色のふたに赤いラベルという〝縁起のいい〟パッケージの「りんご味噌」が特に人気で、アスパムの棚に置いた同商品をすべて買い上げていった〝爆買い客〟もいたとか。ひとつ680円〜730円の瓶のほか、380円の小瓶を3つを赤い化粧箱に詰めた「詰め合わせ」も人気だという。

 高森店長のお薦めは、南部せんべいにリンゴバターやリンゴマヨネーズをサンドした食べ方。子どものころから宵宮やお祭りで、せんべいに水あめを挟んだ「あめセンベイ」に慣れ親しんだ身には、懐かしくもある味だが、首都圏などへのお土産品としても好まれているという。

 取材の最中に入ってきた、東京から観光に来たという20代のカップルも試食の上、小瓶3つの詰め合わせを納得してお買い上げ。「リンゴの外観がかわいくて、立ち寄ってみました。味見をして美味しかったし、レシピももらえた。友だち用と自分たちの分を買いました」と話した。

 青森県民にすれば「そればっかりじゃありませんけど」との思いも強いが、外から来る人にとってはやっぱり、青森県のイメージは「リンゴ」。やはり「リンゴ」は味も形も万国共通のアイコン。まずは素直に、リンゴに親しみを持ってもらえることを喜びたい。(C)