購入したてはカチンコチンの青森りんごアイス
中には角切りリンゴがたくさん

 北海道新幹線の新青森ー新函館間が開通し、これまで以上に新幹線を利用する機会が増えそうだが、6年前に新青森まで開通した東北新幹線で車内販売されている青森りんごアイスが「うまい」と評判だ。このアイス、「スジャータめいらくグループ」(本社・名古屋市、日比孝吉代表兼CEO)が製造し、日本レストランエンタプライズ(本社・東京都、浅井克巳代表取締役社長)が販売している。同新幹線内限定で、販売開始は新青森駅開業日の2010年12月4日。

 最初に評判を聞いたのは、東日本大震災の復興ボランティアに来たついでに青森まで足を伸ばした関東在住の友人から。「地元民なのに、知らないの?」と言われて初めて購入、おいしさを知った。あらためて先日、車内販売の女性に声をかけて、1個購入。お値段は少々お高め280円。リンゴの赤とゴールドのカップが高級感を醸し出しており、原材料は名前の通り、青森県産のリンゴ「フジ」で、角切り果肉入りだ。

 「固いので、5分ほどおいてからどうぞ」と車内販売の女性が言う通り、ふたを開けたらカチンコチン。じんわり手のひらで温めて、周りが軟らかくなったころにスプーンですくって口に運ぶと、濃厚なミルクの味にしっかりしたリンゴの風味が追いかけ、さっぱりとした後味だ。

 スジャータめいらくグループの情報宣伝担当者によると「新幹線で販売させていただいているアイスは全般に、空気の含有量を抑えたもの。より濃厚な味わいで、しっとりとした食感が特長」とのこと。他にも東海道新幹線の「みかんアイス」(神奈川県産・静岡県産みかん使用)、「メロンアイス」(静岡県産・愛知県産マスクメロン使用)「いちごアイス」(静岡県産べにほっぺ使用)や、山陽新幹線の「白桃アイス」(岡山県産 清水白桃使用)がある。評判が良ければ別の路線でスポット販売されることもあり、りんごアイスが東海道や山陽で販売されたことも。

 同担当者は「各路線の限定アイスは、沿線の果物を原料に使用し、素材のおいしさを前面に出した製品。地元・青森の方にもご評価いただけていることは大変光栄」と話している。(C)