女子美術大学卒業生で、現在は同大美術館(神奈川県相模原市)で働く加藤千晶さん(27)=八戸市出身。2月下旬に神奈川県座間市のホールで開いた展覧会に、日常の風景をかぎ針編みで表現した作品や、知人の家族写真が題材の水彩画を出品した。

 はがき大の紙に描いた水彩画は、家族への思いがにじみ出るような温かいタッチ。「生まれて初めて入る社会が家族。大学進学で地元を離れ、当たり前に感じていたものの大切さに気付きました」。故郷に関わる作品を手掛けるのが今の目標で「三社大祭のタペストリーを編みたい」とほほ笑む。