宮城県石巻市の寄磯浜の漁港=2011年5月

 マグニチュード(M)9・0の巨大地震を伴った2011年の東日本大震災で東北地方の太平洋沿岸の地盤は沈下したが、その後は隆起を続ける。影響は漁港の復旧や船の安全航行に及び始めた。専門家は「スピードは鈍るが隆起は数十年は続く」と指摘する。

 国土地理院によると、震災直後、宮城県石巻市寄磯浜は観測点の中で最大の107センチ沈降した。その後は隆起に転じ震災翌日から昨年2月までに58センチ戻った。岩手県大船渡市赤崎町は75センチ沈降し、33センチ上昇した。30センチ沈んだ福島県相馬市中村は25センチ持ち直し、元の高さに戻りつつある。

(共同通信社)
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