みんなが踊っている曲は「みんなのいたや毛豆〜ヒーローは最後にやってくるの巻(まき)〜」。地元で昔から食べられてきた毛豆を特別栽培、「いたや毛豆」として県内外で売り出していることを知った同町在住の安田哲也(やすたてつや)さんが、知名度を向上させようと2012年、制作(せいさく)しました。同教室で講師(こうし)を務(つと)める高杉牧子(たかすぎまきこ)さんが振(ふ)り付(つ)けを担当(たんとう)、当時小学生だった5人でPR隊「ゲバゲバ」を結成して以来、いろいろな場面で披露(ひろう)してきました。
現在(げんざい)は、大好きな毛豆のため「みんなでやりたい」との思いから、同教室に通う子どもたち全員で踊っているんだって。子どもたちは、10、11月に出演(しゅつえん)するイベントのため、毎週、板柳町公民館で練習に励(はげ)んでいます。大人数なので息を合わせるのに一苦労ですが、回数を重ねるごとに上達しているよ。
板柳南小学校2年の山内美那海(やまうちみなみ)さん(8)は「おじいちゃんが畑で育てた毛豆は甘(あま)くて、ハンバーグより好き! 毛豆になりきった気持ちで踊っているんだよ」と話していました。