弘前大が岩木地区で行っている健康増進プロジェクト。「弘大COI」となってから、全国の企業が参加し、より積極的に健康指導するようになった=2018年5月

 岩木健康増進プロジェクトをベースにした健康寿命延伸研究「弘前大COI」を青森県内全域で行った場合の医療費抑制効果を、東京大学客員准教授の五十嵐中氏らの研究グループが算出した。2017年から10年間、脳卒中、冠動脈疾患(心臓疾患)の患者を約1万7800人減らせる-と推計し、その医療費抑制効果は約196億円と試算した。五十嵐氏は「もともと岩木健診によって健康意識が高まっていたことに加え、弘大COIによる積極的な取り組みが始まり、疾患発症率が下がっている。家族の介護離職を抑えられるなど、ソーシャルキャピタル(社会資源)の損失の回避にもなっている」と語る。

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