強豪(きょうごう)として知られる平川市の平賀東中ソフトボール部の生徒と女優(じょゆう)の綾瀬はるかさんが3月18日、東京五輪・パラリンピックを目指す若者(わかもの)を応援(おうえん)するコマーシャルの撮影(さつえい)に臨(のぞ)みました。ともに全力で投げて、打って、走り、スポーツの楽しさを満喫(まんきつ)、交流を深めました。
撮影はパナソニックの企画(きかく)として実施(じっし)。2014年から各都道府県をPR大使の綾瀬さんが回り、青森県が36番目となります。
綾瀬さんが同校ソフトボール部の赤いユニホーム姿(すがた)で登場すると会場のひらかドームは一気にはなやぎました。綾瀬さんは元日本代表監督(かんとく)・斎藤春香さん(弘前市職員(しょくいん))の指導(しどう)で守備(しゅび)や打撃(だげき)にチャレンジ。試合でヒット2本を放つ一方、ピッチングでは思い通りに球をほうれず、ちゃめっけたっぷりにくやしがり、笑いをさそいました。
投手の芳賀梨乃明(はがりのあ)さん(当時2年)は「将来(しょうらい)、五輪に出場した自分の姿(すがた)を(恩師(おんし)や家族に)見せたい」と綾瀬さんに夢(ゆめ)を語りました。
津軽弁(べん)の響(ひび)きが「かわいくて、いとおしい」と笑顔(えがお)をみせた綾瀬さん。五輪・パラリンピックを目指す青森県の子どもたちに「たくさん食べて、ねて、楽しんで、練習にはげんで目標を達成して」との応援メッセージを語ってくれました。
斎藤さんは「綾瀬さんと一緒(いっしょ)にボールを追う子どもたちの目の輝(かがや)きが印象的。ソフトボールが好きという気持ちを忘(わす)れず、世界にはばたいて」と話しました。