弘前市のミュージカルグループ「弘前こども・おとなミュージカルクラブ」が「サウンド・オブ・ミュージック」の英語の歌に挑戦(ちょうせん)し、2017年12月17日に同市で開かれた第1回公演(こうえん)で堂々と披露(ひろう)しました。
メンバーは、幼稚(ようち)園児(えんじ)から小中学生、大人までの24人。公演の約半年前から、英語の歌やせりふ、振(ふ)り付けなど練習を重ねてきました。12月に入って行われた練習では、せりふの発音、歌うときの表情(ひょうじょう)などに気をつけていました。
ヒロロ4階の市民文化交流館ホールで行われた本番には、約160人が来場。出演者はピアノやバイオリンなどの楽器の演奏(えんそう)に合わせ、「ドレミの歌」など8曲を歌い、来場者たちを楽しませました。
また、弘前二中の生徒たちが、手話コーラスで「翼(つばさ)をください」を披露しました。
弘前南中1年の佐藤奈々海(さとうななみ)さん(13)は「本番は緊張(きんちょう)したけど、振り付けや英語の司会を全部やりきることができてよかった」と話し、弘大付中3年の石郷岡咲穂(いしごうおかさほ)さん(15)は「歌を会場に響(ひび)かせるイメージで練習してきて、うまく歌うことができた。これからいろいろな人と協力しながら、ミュージカルを完成形に近づけていきたい」と笑顔(えがお)を見せていました。
同クラブは今年2月中旬ごろに同会場で2回目公演「メリーポピンズ」を行います。英語の歌やせりふだけでなく芝居(しばい)も披露して、映画(えいが)や舞台(ぶたい)さながらのミュージカルを目指します。