闘病中でありながら、東京からハンドボール部の試合の応援に駆けつけた吉田さん(右)と当時、主将を務めていた古舘さん=2003年(古舘さん提供)

 青森県十和田市出身の口腔(こうくう)外科医(歯科医師)古舘健さん(34)=弘前大学医学部付属病院歯科口腔外科助教=は現在、米国のがんセンターでゲノム医療の研究に取り組んでいる。背中を押したのは、高校3年生だった2003年に脳腫瘍で他界したハンドボール部仲間の吉田浩之さん=当時(17)=の存在だ。「すべては友のために。患者を救う可能性を少しでも広げていきたい」。古舘さんは懸命に生きようとした吉田さんの思いを胸に、帰国後は研究成果を青森県の地域医療に生かす青写真を描いている。

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