ヘルスツーリズムの現状や展望について語る高橋所長

 東奥情報懇談会12月例会が10日、青森市の青森国際ホテルで開かれ、JTB総合研究所の高橋伸佳ヘルスツーリズム研究所長が「ヘルスツーリズムの最新状況と展望 健康と観光を組み合わせた新産業」と題して講演した。高橋所長は地域の健康資源を見つめ直し、固有の地形や気候を活用する取り組みが必要-と強調した。

 高橋所長は、旅行はある行動をうまく行うことができるという自信「セルフエフィカシー(自己効力感)」を高める効果があると指摘。「セルフエフィカシーが高まった状態で、ヘルスツーリズムに参加すると、健康への気づきやライフスタイルの変革につながりやすい」と話した。

 五所川原市の「かなぎ元気村」が昨年登録された「ヘルスツーリズム認証制度」についても紹介。登録には、サービス利用における安心・安全、健康への気づきの促進のほか、地域ならではの楽しみや喜びが感じられるかどうかが重要だといい「青森の寒さや温泉などが持っている価値をいま一度考えてみては」とアドバイスした。