丹後平古墳群から1987年に出土した「金装獅噛三累環頭大刀柄頭」。国内ではほかに出土例がない=県提供(小川忠博氏撮影)
丹後平古墳群から出土した主要遺物。柄がワラビように丸まっている「蕨手刀」(右下の複数個)=八戸市教委提供

 国の文化審議会は9日、青森県八戸市の「丹後平(たんごたい)古墳群」の出土品195点を新たに国の重要文化財(考古資料)に指定するよう林芳正文部科学相に答申した。同古墳群は飛鳥時代から平安時代にかけて北東北・北海道を中心に分布した「末期古墳」の一つで、国内では他に例がない刀装具「金装(きんそう)獅噛(しがみ)三累(さんるい)環頭(かんとう)大刀(たち)柄頭(つかがしら)」をはじめ資料的価値の高い遺物が多数見つかっている。末期古墳からの出土品が国重文に指定されるのは全国で初めてとなる。

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