自宅でフリューゲルホルンの練習を重ねる佐藤さん

 「胸につかえていた、東北の被災者たちへの思いを音に乗せる」。東日本大震災から7年目の11日、吹奏楽の世界などで名指揮者として知られる青森県八戸市の佐藤憲一さん(65)は同市の種差海岸に立ち、鎮魂の思いと感謝の意を込めた旋律をフリューゲルホルンで響かせる。震災では吹奏楽コンクールで競い、高めあった多くの東北の仲間たちが大事なものを失った。「自分は彼らに何ができるのか、悶々(もんもん)と考える日々だった。凝縮した思いをこの日、放ちたい」

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