東京都大田(おおた)区の羽田空港近くには、日本航空(にほんこうくう)(JAL)の整備(せいび)工場があります。飛行機が安全に乗客や貨物を運べるように、しっかりチェックする所。ここで働いている弘前市出身の整備士・對馬(つしま)一成(かずなり)さん(28)に話を聞きました。
工場見学のコースは「展示(てんじ)エリア」「航空教室」「格納庫(かくのうこ)見学」の3つ。「展示(てんじ)エリア」ではパイロット、客室乗務員(きゃくしつじょうむいん)、整備士(せいびし)の仕事を解説(かいせつ)しています。制服(せいふく)を着て記念写真を撮(と)ったり、本物と同じ操縦席(そうじゅうせき)に座(すわ)ったりすることもできるよ。
「航空教室」はジャンボ機が飛ぶ仕組みなどを学ぶ所。そして「格納庫見学」では、フライトを終えた飛行機の整備点検(てんけん)が見られます。修理(しゅうり)の必要な部品を交換(こうかん)する様子はとってもリアル。
對馬さんは入社7年目。車輪や羽根の整備を担当(たんとう)しているそうです。「飛行機は大きくて一人じゃ直せないので、チームワークが大事です」と話していました。
羽田にはJALのほか全日本空輸(ぜんにほんくうゆ)(ANA)の整備工場があり、どちらも小学生以上なら無料で見学できます。インターネットで申請(しんせい)が必要です。
JALアドレス http://www.jal.co.jp/kengaku/
ANAアドレス http://www.ana.co.jp/cp/kengaku/