修復された聖画「雪のサンタマリア」

 江戸幕府によるキリスト教弾圧下、長崎・外海地区の潜伏キリシタンが隠し持ち、信仰の対象にした聖画「雪のサンタマリア」が、京都で修復された。潜伏キリシタンが用いた聖画はほとんど残っておらず、貴重な作品。レプリカも作られ、来日するローマ法王フランシスコに贈られる。

 所蔵する日本二十六聖人記念館(長崎市)によると、大きさは縦約28cm、横約22cm。和紙に聖母マリアが描かれ、17世紀初頭に長崎で開かれたイエズス会の教育機関で絵を学んだ日本人による作とされる。

 潜伏キリシタンは祈りの際、聖母マリアに見立てた「マリア観音」などを用い、聖画が作られることは少なかった。

(共同通信社)
>> もっとくわしく読む